さいきローションや乳液に配合されているヘパリン類似物質には血管拡張作用があります。赤ら顔になっている方が使うと、顔の血のめぐりがよけいに促進されて赤みが強調されてしまう場合があります。
パッケージのイメージから赤ら顔にも効果のある医薬品と勘違いされる方もいらっしゃいますが、赤ら顔でも毛細血管拡張症、酒さ、酒さ様皮膚炎が原因の赤ら顔には効果が期待できません。
さいきローションや乳液は、お肌の水分不足からくる乾燥によるつっぱり、赤み・ヒリヒリ、ガサガサなどをケアする乾燥肌治療薬です。
さいきは乾燥荒れ肌の原因を内側から修復するスキンケア医薬品
- さいきにはヒルドイドやビーソフテンなど医療用医薬品に使われている濃度と同量の0.3%のヘパリン類似物質が配合されたローション・乳液タイプの乾燥肌治療薬です
さいきにはヘパリン類似物質にプラスして、非ステロイドのグリチルリチン酸二ナトリウム(炎症を抑える成分)とお肌の修復を助けるアラントインが配合されています。
ヘパリンは人の体のなかにもともと存在するムコ多糖類の一種で、お肌のうるおいを保つ水分をしっかりと蓄える働きを助ける物質です。
ヘパリン類似物質はヘパリン似せて作られた成分で、「保湿力」「血行促進効果」「抗炎症作用」の効果でカサつきや赤み(炎症)、皮むけによる粉ふきを改善してくれます。
小林製薬のさいきローションや乳液は継続することで効果を発揮します
- ヘパリン類似物質とアラントインは健康な肌を生み出す基底層の細胞に働きかけてお肌の保湿力とバリア機能を回復させてくれます
度重なる肌トラブルでダメージを受けてしまったお肌は、肌の表面を保湿しただけでは不十分です。粉ふき、ガサガサ、赤みなど。乾燥荒れ肌は、お肌の水分を蓄える保水構造が乱れることによって起こります。
健康なお肌を生み出す基底層の保湿力とバリア機能が弱っている場合。ちょっとした外部刺激やストレスが加わるだけで肌トラブルが再発してしまいます。
さいきローションや乳液は、肌を外部刺激からバリアするヘパリン類似物質の高い保湿力。お肌のターンオーバを正常に整えるアラントイン。
荒れたお肌の炎症を抑えるグリチルリチン酸二ナトリウムの3つの成分の相乗効果で、お肌の水分保持力を回復させて乾燥荒れ肌を内側から潤う肌に導いてくれます。
さいきローションや乳液が使える部位
- さいきローションや乳液は顔以外にも太もも、手、ひじ、ひざなど全身に広く使うことができます
さいきローションや乳液は肌なじみがよい医薬品ですので、赤くヒリヒリした敏感肌の方にもお使いいただけます(お風呂上がりに塗るのがおすすめです)
ただし、乾燥荒れ肌でも、粘膜やかさぶた、出血のある傷口にはを塗らないように気をつけてください。
さいきローションや乳液に配合されているヘパリン類似物質は、出血のある部位に使うと血が止まらなくなるなど。出血を助長するおそれがあります。
また、さいきローションや乳液は、毛細血管拡張症、酒さ、酒さ様皮膚炎が原因の赤ら顔には効果が期待できないので使わないでください。
効能効果
乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、手指の荒れ、手足のひび・あかぎれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、しもやけ(ただれを除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり