花粉症のおくすり

花粉症で赤くヒリヒリと荒れた目や鼻周りの炎症を解消したい方へ

2018-03-23

花粉症が悪化すると、鼻の下の皮がむけてヒリヒリしたり、日焼けしたみたいに顔が赤く腫れて見苦しいと感じることがありませんか。

花粉症の赤みの原因は、花粉に刺激されたことによるアレルギー反応なので花粉症のお薬でも治まってきます。

ですが、止め処なく鼻水でヒリヒリしている鼻の下など。花粉症による肌荒れには、皮膚の炎症を抑えて修復する皮膚薬を使ったほうが早く戻せます。

この記事では、花粉症による「顔全体の肌荒れを解消できる医薬品」と使用上の注意点をご紹介します。

花粉症による肌荒れを抑える皮膚薬の違い

花粉症で赤くヒリヒリと荒れた目や鼻周りの炎症を解消する医薬品には、「イハダ プリスクリードi(資生堂)」と「メンソレータム カユピット(ロート製薬)」などがあります。

単純に成分比較で見ると、「メンソレータム カユピット」はかゆみを抑える成分に比重をおいていて、「イハダ プリスクリードi」は腫れや痛みを抑える成分に重点をおいています。

特に、ヒリヒリ痛い顔の赤みが気になる場合でしたら「イハダ プリスクリードi」が効果的です。

  • イハダ プリスクリードi→赤みや腫れを治したい方
  • メンソレータム カユピット→かゆみを鎮めたい方

イハダ プリスクリードiは顔に塗っても大丈夫?

炎症(赤み)をしっかり抑える薬といえばステロイドですが、ステロイドは顔に塗ったらシミになるって聞いたことありませんか。

ステロイドは長期間塗り続けるとシミになる可能性があります。ただ、元々ステロイドは皮膚の薄いデリケートな目元や顔全体に塗ることは適していません。

「イハダ プリスクリードi」はステロイドを使わない成分(非ステロイド性抗炎症成分とかゆみ止め)を使っていますので、花粉症で荒れた目の周りやまぶたの赤みにも使用できます。

ただし、患部がジュクジュク(湿潤)していたり、ただれのひどい人は止めておいてください。

化粧品と一緒に使っても大丈夫?そのタイミングは?

「イハダ プリスクリードi」は化粧品と一緒に使ってもお薬の作用が邪魔されることはありません

ただし、使う際は先に洗顔した清潔な肌に「イハダ プリスクリードi」をつけてから化粧を開始してください。

化粧の後に「イハダ プリスクリードi」を上塗りしても効果は実感できませんし、何より化粧崩れの原因になります。

花粉症などアレルギー性鼻炎の医薬品との併用は?

「イハダ プリスクリードi」とアレルギー性鼻炎薬との相互作用は問題ありません。

アレルギー性鼻炎薬のお薬が症状を止めて、「イハダ プリスクリードi」が花粉症で真っ赤に荒れた「目の周りやまぶた」や「鼻の下」など、ヒリヒリする患部の「痛みとかゆみ」を鎮めてくれます花粉症のおくすりと合わせてご購入ください。

ただし、目やまぶたの内側の粘膜には塗らないでください。

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皮膚治療の処方薬との併用は?

処方薬の治療を優先するため医師の指示を優先してください。

症状や処方されている薬剤によっては治療の妨げになります。

医療用医薬品は症状を安定させたり、その治療の助けになるものです。

子どもに使っても大丈夫?

「イハダ プリスクリードi」に使っている抗炎症成分やかゆみ止めは小さなお子さんにも使えるものです。

ただし、皮膚の成長が未成熟な新生児の赤ちゃん(生後四週間未満)には使わないでください。

「イハダ プリスクリードi」は資生堂の医薬品らしい無香料・無着色、素肌と同じ弱酸性にあわせた医薬品です。

参考化粧品で有名な資生堂さんですが、もともとは明治5年に東京銀座で日本初の西洋調剤薬局としてスタートした会社さんだったりします。

妊娠中や授乳中の使用は?

特に問題ありませんが、妊娠中はホルモンバランスの影響でいつも以上に化学物質に敏感になっています。

お肌にあわない場合や調子が悪い場合がありますので、ご心配な方はかかりつけのお医者さんに相談されてからお使いください。

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