元々タバコを吸われる方は口内炎ができやすいのですが、禁煙後は角質化していた口腔粘膜が正常化し、できていることに気づかなかった口内炎が痛み出します。
「チェアサイドQ&A 予防歯科編 PART1」によると、禁煙を開始した方の40%が2週間以内に口内炎を経験するとされています。
またタバコを止めると、それまで快便だった方でも急に便秘に悩まされる方がいらっしゃいます。便秘や口内炎はニコレットやニコチネルガムの副作用ではなく、一時的な禁断症状の一種です。
タバコをやめてから起こる便秘や口内炎の対処法
- 口内炎や便秘は市販薬で対処することもできますが、症状の多くは2〜3週間もすれば消失します。
禁煙を開始すると、精神的にストレスがかかるため、イライラしたり、落ち着かない、急な不安に駆られるなど精神的な禁断症状に襲われます。
また、タバコを止めたことによって一時的に身体に起こる禁断症状には、頭痛 、便秘、 咳、体がだるい、眠いなどがあります。
タバコを止めたことよって起こる禁断症状は、禁煙を始めてから2〜3日が最も強く感じ、その症状の多くは一時的なものです。
タバコをやめてできた口内炎に使える塗り薬
- デンタルクリームは口内炎に塗ってから約5分程度でスーと痛みが引いてきます。
森下仁丹の「デンタルクリーム」には、一時的に痛みを感じる知覚神経を麻痺させる局所麻酔成分2種類が配合されています。
局所麻酔成分は歯医者さんで使われる麻酔のようなもので、口内炎の痛みを感じる感覚神経を一時的に麻痺させる即効性に優れます。
デンタルクリームは口内炎の痛みやうずき(疼痛)に抜群の効果を発揮しますので、食べ物が触れたときの「しみたり・ピリピリする」痛みからも解放してくれます。
禁煙によって便通の調子が悪くなったときの便秘薬
- 残便感とお腹の張りで悩まれている方は、酸化マグネシウム配合の便秘薬が服用できます。
酸化マグネシウム配合の便秘薬は、溜まった便のみにさようするので、お腹が痛くなりにくい被刺激性の便秘薬です。
便秘の際は腸内に水分が不足して便がカチカチに固まり、排便しにくい状態になります。3Aマグネシアは、ミネラルの力で水分を集め、便秘や腹部膨満感を解消してくれます。
3Aマグネシアは、毎日使っても便が出にくくなる副作用がありません。便秘が解消したらその日にすぐ止められる便秘薬です。