育児は体力勝負なのに、産後疲れのせいか気分が沈んだり、体がだるい朝目覚めが悪い、おまけに肌にツヤがなく顔色も悪いってことありますよね。
特に初産だと育児書どおりにいくことの方が少なくて。慣れない育児で赤ちゃんの世話がとても大変。
産後のご主人の協力や気遣いはうれしいけれど、出産→すぐに子育てと来て、疲れがピークなので産後の情緒不安定も手伝ってつい八つ当たり(日常茶飯事)
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産後の体力回復に栄養剤って飲んでいいの?
赤ちゃんの夜泣きが落ち着くまでは熟睡できないので疲れやすく、仮に休めたとしても疲れが重なって取れなくなっていきますよね。
栄養剤が身体を楽にしてくれるって分かっていても、「長期的に飲んでも別に悪いものじゃないよね?」「赤ちゃんに影響があったらどうしよう」と二の足を踏まれる方も多いです。
栄養剤はご自身と赤ちゃんに添加物などにアレルギーがなく、効能効果の欄に「産前産後の滋養強壮」「妊娠授乳期などの場合の栄養補給」等の記載があれば基本飲んでいただいても構いません。
体調を整えるために特に栄養が必要な産褥期
出産から体が完全に回復するまでの6〜8週間を「産褥期(さんじょくき)」と呼びます。
昔から産後床上げするまでの1ヶ月はゆっくりしたほうがいいとは言うけれど、核家族化が進んだ現在では旦那さんも家族を養うために夜遅くまで働いていて。体力勝負のワンオペ育児になりがちです。
そうしたことから産後の低下した体力を補おうと「授乳中 栄養ドリンク」で検索する方は比較的多いです。
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栄養剤を選ぶポイント
よく栄養剤を検索される方で「ビタミンを中心」に調べられる方がいらっしゃいますが、ビタミン・ミネラルはあくまで栄養素を作りだす潤滑油のようなものです。
授乳中に食事から摂った栄養素は母乳を最優先に使われます。体力回復にはビタミン・ミネラルだけでなく、母乳をつくるために失われたタンパク質・脂質・炭水化物も補給してあげることが大切です。
例えば、よく耳にするアミノ酸はタンパク質・脂質・炭水化物の材料になります。アミノ酸は、たくさん集まって母乳をつくるタンパク質になったり、筋肉、臓器、血管、毛髪、皮膚、爪、軟骨、骨の材料として使われます。
授乳中のお母さんには、食事をエネルギーにするビタミンB群だけでなく、身体に必要な栄養素の材料アミノ酸が一緒に入ったプラセンタ医薬品を選んでみてください。
授乳中のお母さんの栄養補給にぴったりなプラセントップ錠
プラセントップ錠は、哺乳類だけがもつ胎児への栄養を橋渡しする多機能臓器(胎盤)を医薬品用に精製したもので、アミノ酸を含め滋養強壮に必要な栄養素をたっぷり含んだものです。
お母さんに必要な必須アミノ酸を含めた20種類のアミノ酸と、エネルギーを造りだすために必要なビタミンが配合されています。特に産前産後の母体の体力回復・母乳の分泌促進に効果があります。
美容効果ばかり注目されるプラセンタですが、プラセンタ医薬品は人間の身体がもっている生体機能の回復効果を期待して開発したお薬です(効能・効果に妊娠授乳期の栄養補給の記載があります)
プラセンタ(胎盤)は、自然のなかで暮らす哺乳類が出産後の栄養補給に食べていたものです。合成された栄養剤と違って、妊娠授乳期の体力回復に必要な栄養素が過不足なく含まれています。
授乳中のお母さんに足りない栄養素が全部摂れるプラセントップ錠(ノンカフェイン)
プラセントップ錠の効能と母乳への影響
肉体疲労・病後の体力低下・食欲不振・栄養障害・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給を目的としています。
例えば女性の場合だと、「風邪をひきやすい」「軽い運動でも疲れてしまう倦怠感」「夏でも冷房が苦手。冷え症でカイロが手放せない」など虚弱体質にも効くおくすりで、滋養強壮効果に優れます。
医薬品として精製されたプラセンタエキスは、カフェインのように悪影響を与えるものではありません。一緒に配合されているビタミンB群も水溶性ビタミンで蓄積性のある成分ではありません。
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プラセントップ液との違いは
プラセントップ液には無水カフェインが入っています。カフェインは母乳を通じて赤ちゃんに渡ってしまう成分です。
赤ちゃん(乳児)は、肝臓でカフェインを分解する代謝機能が未発達なので、大人の方より約30倍も長く身体のなかに残ります。
ただし、海外の研究機関(EFSA・欧州食品安全機関)の報告によると、1日あたり200mg以下のカフェインであればそんなに心配する必要性は薄いとされています。
錠剤タイプと比べると少し割高になりますが、カフェインが多く含まれるコーヒーやお茶との併用を避けるのであればプラセントップ液も選択肢のひとつになります。
栄養ドリンクでお探しの方はこちらの記事も参考にしてみてください。
関連記事授乳中に飲めるアセスルファムKとスクラロースが入っていない栄養ドリンク
質のよいプラセンタ医薬品を選ぶには
プラセンタ(胎盤)は製品に使用するためにはプラセンタエキスにする必要があり、そのままでは医薬品にも、健康食品にも化粧品にもすることができません。
質の良いプラセンタ製剤を選ぶには、ウイルスクリアランス試験による安全性の確保など、日々の継続服用に耐えうる品質管理がされていることが最低条件になります。
プラセントップ錠の製造販売元スノーデン株式会社さんは、医療分野で長年の実績を積み上げてきたプラセンタのリーディングカンパニーで、プラセンタの抽出段階で熱による不活化工程を実施するなど感染症のリスクを低減しています。
また、「家畜伝染病予防法」と「と蓄場法」の検査対象疾病など、複数の獣医師による厳格な健康管理・衛生管理体制を敷いた防疫体制をのしっかりした農場からのみプラセンタを収集して品質管理に力を入れています。
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産前産後の体力回復に有益なプラセンタのQ&A
プラセンタに含まれる栄養素
- 必須アミノ酸を含め多種多様なアミノ酸
- 各種ビタミン・ミネラル
- 核酸様物質
- ムコ多糖類
- 酵素類
- 細胞成長促進因子(グロスファクター)
細胞増殖を促す細胞成長促進因子(グロスファクター)は25歳をピークに減少していくとされています。
参考プラセンタ(胎盤)とは
- 哺乳類だけがもつ組織で、胎児の成長を支える大切な臓器で胎児への栄養を橋渡しする多機能臓器で栄養をたっぷり含んでいます。
- 妊娠中は胎児の肝臓・腎臓・心臓を補助する役割をもち、たんぱく質の合成や有害物の解毒等を担う臓器。
- 哺乳類の場合、プラセンタ(胎盤)は産後の体力回復や母乳の分泌促進に役立つので自分の胎盤を食べる習性があります。
おもなプラセンタの薬理作用
こちらは学術的に報告されている一般的なプラセンタの薬理作用であり、プラセントップ錠の効能効果を紹介するものではありません。
- 本来ひとが持っている自然治癒力を高めて、肉体疲労やストレスの緩和による疲労回復作用(頑固な疲れに)
- 自律神経のバランスを調節する自律神経調節作用(不眠やイライラなど)
- 組織修復作用(ケガなど治癒・回復を助ける)
- 血行促進・造血作用(血の巡りを良くしたり血を作るのを助ける)
- 乳汁分泌促進作用(乳腺の発達を促し、母乳の分泌を助けます)
- 解毒作用(肝臓の働きを高めてくれます)
プラセンタの歴史
- エジプトの女王クレオパトラ、中国の楊貴妃が若さ・美容のために愛用
- 秦の始皇帝が不老長寿の妙薬として追い求めたもの
- プラセンタはもともと漢方薬では紫河車と呼ばれており、漢方の書籍本草綱目(ほんぞうこうもく)では、「安心・溶血・益気・補精・解毒・補血」に役立つ滋養強壮・不老長寿の薬と紹介。
- 同じく漢方医学書東医宝鑑では心神不安・健忘・恐怖など精神科領域の分野で活用
- 近代医療ではロシアの眼科医フィラトフ博士が角膜移植のために胎盤の埋没療法(組織療法)を研究
- 日本では1945年京都大学の三林教授がプラセンタの経口栄養剤の開発に成功
- 1960年に前述のプラセンタのリーディングカンパニーであるスノーデン株式会社がプラセンタエキスの開発製造に成功