眉⽑を整えると目元の印象がひき締まることから、男性の清潔感を上げるためのTPOとして眉を整える方法がありますよね。
眉毛サロンや美容室で眉毛を整えてもらう人は別として、動画で紹介されているような市販のアイブローキッドは使いづらそうと思ったことありませんか。
眉毛を整える動画はどれも「まゆ毛はさみ」と「眉⽑コーム(ブラシ)」が別々のものを使っているので、不慣れな方が試してみたら「眉毛がギザギザになっただけ」というひともいらっしゃるのではないでしょうか。
もしあなたがはじめて眉毛をお手入れにチャレンジする方で、失敗しそうで一歩踏み出せないときには、「眉毛はさみ」と「眉⽑コーム(ブラシ)」が一緒になった女性用眉毛はさみを使ってください。
女性用の眉バサミは切り過ぎない工夫がされていて、初めての方でも失敗しにくく、慣れれば眉毛のお手入れが面倒でなくなります。
用意する眉バサミ
女性用の眉毛はさみは、片手で扱えるよう眉毛コームと眉はさみが一緒になっているものが主流です。
男の方におススメな女性用眉バサミには、貝印の「クシ付きマユハサミ ピンク」と、グリーンベルの「ステンレス製クシ付き眉はさみ MI-245」がおススメです。
貝印の「クシ付きマユハサミ ピンク」は、脱着式のコーム(白いクシの部分)が眉毛の長さを一定にガードしてくれるので、一部分だけ薄くなるなど切りすぎの心配がありません。
ただ、「クシ付きマユハサミ ピンク」はコストカットされているせいか、使っているうちに指を通すはさみの持ち手部分が割れやすいデメリットがあります。
また、クシ(コーム)の部分も、プラスチック樹脂のため耐久性が弱く、何ヶ月か使用しているとコームに癖がつき欠けてしまいます。
値段はそんなに変わらないので、切れ味と耐久性を求める方ならグリーンベル製の「ステンレス製クシ付き眉はさみ MI-245」を使ってください。
女性用の眉ばさみの購入先
男の方は入りにくいかもしれませんが、こういったくし付き眉バサミは、ドラッグストアの基礎化粧品やコットン、眉ペンが売ってるプチプラコスメのコーナーに置いてあります。
ほとんど千円以下で購入することが出来ますが、女性に混じって購入するのはちょっと気が引けるという方はネット通販でこっそり注文してください。
紹介した「クシ付きマユハサミ」は、クシで毛の流れをとかして、そのまま眉毛の処理も可能なので、長さを気にせず適当にカットしてもコームの厚みに均一に切りそろえられます。
極端なことを言えば、時間がないときでも数分もあれば「ザクザクザクっ」と両眉とも一定の長さに切り揃えるのも可能です。
「クシ付きマユハサミ」なら一部分だけ薄くなる切りすぎの失敗がなくなるので、特に眉毛が濃く、生えっぱなしの眉毛のせいで目元の印象が野暮ったくなっている人におすすめできます。
男性の場合だと2週間に一度の頻度で休みの日にでもカットすれば、眉毛サロンや美容室で眉毛を整えるように眉毛の濃さを維持できますよ。
男性は目元の印象を変えるために眉毛の量だけ変えた方がいい理由
眉毛はご自身の骨格に合わせて生えているので、「イケメン眉の作り方」のように「眉頭・眉⼭・眉尻」の形を変えると、ご自身の顔の造形のバランスが崩れ違和感が出ます。
女性は化粧をすることが前提なので、多少眉の形を変えても化粧でなじませることが出来ますが、男性の場合は常時女性のスッピンと同じなのでそうはいきません。
男性が眉⽑を整える前に躊躇するのは、切りすぎて失敗したら(化粧などでごまかせないため)取り返しがつかないというリスクのせいもあります。
男の人は化粧道具を持ち慣れていないので、「片手ではさみを持って、もう一方で眉毛コームではみ出た⽑を切り過ぎないようにカットする」のはハードルが高いです。
特に片手ではさみを持って、もう一方で眉毛コームを持つと視界が遮られるので、顔の造形に合わせて立体的にカットするのは女性でも難しい場合があります。
男性が眉⽑を整える場合は、眉の形には一切手をつけず、「眉毛の量だけ調整」した方がオカマっぽくならず顔にもなじみやすくなります。
まゆ⽑が薄い悩みを解消するには
「眉バサミでカットしたけど眉の長さがとことどころ足りない」「まゆ⽑の薄⽑をなんとかしたい」という方にはミクロゲンパスタという市販薬もあります。
ドラッグストアでは昔から有名な医薬品なのですが、ミクロゲンパスタは男⼥両性の無⽑症、貧⽑症(顔⾯、胸部、四肢、腋下、恥部の発⽑促進と育⽑)の改善に効く医薬品(第一類医薬品)です。
製品の特徴としては、ミクロゲン・パスタに配合された「メチルテストステロン」と「プロピオン酸テストステロン」という2種類のテストステロン(男性ホルモン)が、
まゆ⽑、ヒゲ、胸⽑、腋⽑、性⽑など本来⽣えるべき場所に足りない硬⽑の⽣育促進に効果をあらわすものです。
眉毛の薄毛を解消するにはそれなりの時間がかかりますが、眉毛が薄いことによる悩みを抱えている人にはおススメの医薬品と言えます。
ミクロゲンパスタの副作用
ミクロゲンパスタは⼥性ホルモン剤ではなく男性ホルモン剤です。ミクロゲンパスタは、頭皮の薄毛には使用できませんので、間違っても頭皮には塗らないでください。
例えば育毛剤のなかには、「安息香酸エストラジオール」のようなホルモンバランスを整え、脱毛を抑える⼥性ホルモン剤が使われていることがあります。
ただでさえ男性ホルモンが発毛の邪魔をしているところに男性ホルモン剤を追加すると、頭⽪に塗って得られるのは発⽑効果ではなく副作⽤のリスクだけなので頭皮には使用しないでください。