コラージュ泡石鹸を使っていてカンジダの痛痒さが治まらないひとは膣錠を併用すると楽になります

カンジダ予防にピンクのコラージュ泡石鹸を愛用されている方は多いですが、体調が悪くなるとコラージュ泡石鹸を使っていても膣カンジダは再発します。

人によっては「カンジダに効くミコナゾール硝酸塩という抗菌成分が含まれているから使い続ければそのうちよくなるよ」と実体験をアドバイスされる方がいらっしゃいますが、

市販のカンジダ膣錠に比べてコラージュ泡石鹸に配合されている抗菌成分は少なめになります。

コラージュ泡石鹸を使っていて痛みや痒みが長引く場合は、カンジダ菌の異常増殖を抑えきれていない証拠ですので膣錠を使用してください。

カンジダ菌の異常増殖が解消されれば、カンジダの痛痒さが楽になります。

コラージュ泡石鹸の成分はカンジダを治療するものではありません

コラージュフルフル泡石鹸には、膣カンジダが再発したときの痛みやかゆみを抑える成分は入っていません。

コラージュフルフル泡石鹸のピンクには、使い続けることで「カンジダが再発しなくなった」「カンジダの症状が治まった」など。

コラージュフルフル泡石鹸を使い続けることで、真菌の増殖を抑制するミコナゾール硝酸塩（抗カビ成分）と雑菌の増殖を防ぐトリクロサン（薬用殺菌成分）が膣カンジダを改善した口コミが多いですよね。

コラージュフルフル泡石鹸に配合されているミコナゾール硝酸塩は、膣内に挿入する膣錠と比べて濃度は低いので直接膣カンジダの改善を促す効能効果はありません。

また薬用殺菌成分のトリクロサンは、皮膚の洗浄・消毒・体臭・汗臭およびにきびを防ぐ目的で配合されていて、異常繁殖した膣カンジダ菌を殺菌することはできません。

コラージュフルフル泡石鹸は、使い続けることでカンジダが再発しにくくなくなったという話はよく耳にされますよね。

デリケートゾーンの不衛生な状態を放置しておくと、雑菌とともにカンジダ菌が通常より増えて痒みや痛みを引き起こす原因のひとつになります。

「腟カンジダの市販薬を使用するための予備知識」でもご説明していますが、膣カンジダの原因となるカンジダ菌は健康な女性の皮ふや粘膜・腸内にも元から存在している常在菌の一種です。

カンジダ菌の異常繁殖は妊娠中や月経前。閉経後のホルモンバランスの乱れ。不規則な生活習慣による疲労・ストレスなど。デリケートゾーンの不衛生な環境以外でも増えます。

コラージュフルフル泡石鹸は、デリケートゾーンのムレ、ニオイケア等など。デリケートゾーンを清潔に保つための普段使いの石鹸として活用してください。

コラージュフルフル泡石鹸の製造販売元の持⽥ヘルスケア株式会社さんでは、薬⽤⽯鹸の外陰腟カンジダ症患者への介⼊試験(薬剤)を行っています。

外陰腟カンジダ症患者に対して、ミコナゾール硝酸塩・イソプロピルメチルフェノール配合の薬⽤⽯鹸を2週間連続で使⽤した場合。コラージュフルフル⽯鹸の使⽤が薬剤治療の妨げにならないことを確認しています。

普段コラージュフルフル泡石鹸をお使いの方でカンジダの再発が疑われる方は、薬⽤⽯鹸の使用だけでなくカンジダ膣錠の併用も検討してください。

ただし市販のカンジダ治療薬は、腟カンジダ症と診断された方がお使いいただける再発治療薬になります。

ご参考になれば幸いです